抱き枕に興味があるけれど、どのように使えばいいかいまいちわからない…という方も多いのではないでしょうか？抱き枕のベストな使い方は、その人の寝姿勢によって異なります。そこで今回は、抱き枕のおすすめの使い方を寝方別にご紹介します。また、右と左のどちらを下にするのが良いかという疑問にもお答えするので、ぜひ最後までご覧ください。

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【寝方別】抱き枕のおすすめの使い方をご紹介

ここでは、抱き枕のおすすめの使い方を寝姿勢別にご紹介します。自分の寝方に当てはまるものをチェックしてみましょう。

横向き寝の人

横向き寝派の方によくある悩みが、手の置き場に困ってしまうことです。頭の下に手を置いて手がしびれてしまうケースも珍しくありません。抱き枕を枕を使えば、両手で抱くような形で寝るため、無理なく手の位置が定まるでしょう。

 

また横向きで寝る場合、首肩や腰などに体重が集中してしまい、身体の一部に負担がかかってしまうことがあります。抱き枕を使用してうまく体重を分散させることができれば、寝疲れや腰痛などを防ぐことができるでしょう。

仰向け寝の人

仰向けで寝る方は、膝を軽く曲げて、膝の下に抱き枕を置いてみてください。歪んでしまった仙骨を、自分の体重を利用して、矯正することができます。仙骨の歪みや反りを改善すると腰痛が軽減されるため、原因不明の腰の痛みにお悩みの方にもおすすめです。また、足を曲げた楽な仰向け姿勢を取り、背中全体をベッドや布団につけることで体圧が分散されて、安定した姿勢で寝られるでしょう。

うつ伏せ寝の人

うつ伏せ寝の人が枕のみを使って就寝すると、首が痛くなってしまったり、呼吸が苦しくなったりしがちです。抱き枕を左右どちらかの体の横に置いて、片方の腕と足を抱き枕に乗せて少し横を向くことで、呼吸しやすくなり快適な姿勢をとることができます。うつ伏せ寝をしたときの、身体のしびれにお悩みの方にもおすすめの姿勢です。

寝るときは、右と左のどちらを下にするべき？

寝るときに、右と左のどちらを下にしようか迷った経験はありませんかここでは、寝るときに右半身を下にするメリットと、左半身を下にするメリットをそれぞれご紹介します。

寝るときに右半身を下にするメリット

胃は、体の右側に向かってカーブしているため、右半身を下にして寝ると体内に入った食べ物の流れが助けられて、消化力のアップ効果が期待できます。お腹の張りや便秘でお悩みの方にも右半身を下にした寝方がおすすめです。

 

また、右を下にする寝方は心臓側が上になるため、心臓への負担も軽減できます。自律神経にも良い影響もたらすため、質の良い睡眠を取りたい方は右を下にして寝てみてください。

寝るときに左半身を下にするメリット

逆流性食道炎にお悩みの方は、寝るときに左半身を下側にしてみましょう。胃と食道の位置関係により、左を下にすると胃からから食道へ食べ物が戻りにくくなるため、症状が緩和されます。また、人間にとって主要なリンパ管は、体の左側に集中しているといわれています。リンパの流れを改善したいとお考えの方も、左半身を下にして寝ると良いでしょう。

抱き枕を足枕として使用するメリット

抱き枕は、足用の枕としても活用できます。足にはリンパ液や血液が溜まりやすいため、むくみや疲労感の原因となってしまいます。足を15センチ〜20センチ高く上げておくことで、足に溜まった老廃物や血液が上半身に戻りやすくなり、むくみや疲れを解消できるでしょう。

 

ふくらはぎは、「第二の心臓」とも呼ばれており、下肢に降りてきた血液を心臓まで押し戻すポンプのような役割を担っています。血流を良くしておくためにも、就寝時や休憩をする際には、抱き枕を使ってふくらはぎを労りましょう。

抱き枕を正しく使って睡眠の質を高めよう

本記事では、抱き枕のおすすめの使い方を寝方別にご紹介しました。抱き枕を使用することで、睡眠の質が上がり、毎日の暮らしがより快適になります。就寝時以外にも、足枕や腰用のクッションなど幅広く活用できるため、1つ手元に置いておくと便利です。