自分に合う抱き枕の選び方は?サイズや素材、形について徹底解説

抱き枕の選び方

 

「抱き枕が欲しいけれど、種類が多すぎてどれを選べば良いか分からない…」とお悩みではないですか?何個も買うものではないので、選ぶ際は慎重になってしまいますよね。そこで今回は、自分に合う抱き枕の選び方を徹底解説します。抱き枕の代表的な形状や素材の種類もご紹介するので、抱き枕の購入を検討されている方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。

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抱き枕を選ぶ際のチェックポイント

抱き枕を選ぶ際に、チェックしたいポイントをご紹介します。

サイズはちょうど良いか

その人の身長や体の長さに合わせたサイズを選ぶことはとても大切です。抱きしめるだけで構わないのであればさほど問題ではありませんが、足も絡めて使用したいのであれば、サイズもきちんとチェックしましょう。

 

また、外周が足りないと抱き着いたときに物足りなく感じてしまいますし、大きすぎると腕を回しにくく、肩こりの原因になってしまいます。目安としては、身長160センチ前後の方には標準サイズ(抱き枕の全長120〜130センチ)がおすすめです。

 

身長の高い方や、足も絡めて使用したい方は、131センチ以上のロングサイズを選びましょう。身長が低めの方や、子供が使用する場合には、119センチ以下の小さめのサイズを選んでみてください。ぬいぐるみをモチーフにした製品やコンパクトで可愛らしいものがたくさんあるため、インテリアとしても活用したい方におすすめです。

手入れはしやすいか

抱き枕は、毎日使い、長い期間愛用するものです。どうしても汗染みや臭い、汚れ等が気になってしまうため、手軽に手入れできるものを選びましょう。いちいちクリーニング店に持ち込んで洗わないといけないとなると、どうしても億劫になってしまいます。洗濯可能なカバー付きのものや、本体ごと丸洗いできるものを選ぶと、手軽に清潔な状態を維持できるでしょう。

硬さはちょうど良いか

硬さや弾力性も、抱き枕を選ぶ際の重要な要素です。良い商品は少々柔らかすぎると感じても、弾力性と復元力により、しっかりと体をサポートしてくれます。硬さは、自分の寝姿勢や好みの使い心地、使用目的によってどれを選べば良いかが異なります。実際に商品を触って選ぶことがベストですが、難しい場合には中身の素材をチェックしてみましょう。

抱き枕の代表的な形状7つとそれぞれの特徴

円柱型の抱き枕

 

自分にぴったりの抱き枕を選ぶには、形も重要です。ここからは、抱き枕の代表的な形状とそれぞれの特徴をご紹介します。

ロング型

シンプルなストレートタイプのロング型は、最も王道で人気のタイプです。デザインの幅が広くて選択肢が多く、形もすっきりとしているため、部屋の雰囲気を壊すことがありません。また、長さがあるため、足を枕にしっかり絡めたいという方にもおすすめです。

 

しかし、体にフィットするような形ではないため、身体との密着感が欲しい方は、中の素材に低反発ウレタンやマイクロビーズを使用したものを選ぶと良いでしょう。

円柱型

円柱型の抱き枕は、ロング型に比べるとボリューム感があることが特徴です。身体に対して厚すぎるものを選んでしまうと使いづらいですが、ベストなサイズのものを選ぶことで、寝返りをしやすく身体の負担を大きく軽減できるため、腰痛予防にも役立ちます。

S字型

アルファベットのSのような形をしたS字タイプの抱き枕は、抱きついた時に、身体にしっかりとフィットしてくれます。熟睡をサポートしてくれる、安定感のある枕をお探しの方におすすめです。S字の形も、しっかりとS字を描いたようなものから、タツノオトシゴのような緩やかなアーチ状のものまでさまざまなタイプのものがあります。使用目的は、自分の体格に合わせて選んでみてください。

三日月型

緩いカーブが特徴の三日月型は、シムス体位を取りやすいように計算されて作られており、お腹の大きくなってきた妊婦さんにもおすすめです。カーブの凹んだ部分が、お腹にやさしくフィットして姿勢を安定させ、包み込むような安心感を得られるでしょう。

 

産後は、自分で座れるようになった赤ちゃんのお座りをサポートするのにも役立ちます。また、製品によっては、産後の授乳クッションとして活用できるものも販売されています。

L字型

L字型の抱き枕は、抱き枕と通常の枕の両方の役割を果たす優れものです。長い方を抱き枕にして抱きつき、短い辺に頭を乗せて使用します。また反対向きにして使えば、足を短い方の辺に乗せて、足枕としても利用できます。足のむくみにお悩みの方にはおすすめの使い方です。L字型と似た形に、アルファベットの「J」や数字の「9」型のものがあるので、好みに合わせて選んでみてください。

U字型

仰向けやうつ伏せで寝る方におすすめなのが、U字型の抱き枕です。U字の間に入って仰向けになると、寝返りを打ってどちらを向いても抱きつきやすく、身体をしっかりと安定させてくれます。

 

すっぽりと上半身を包み込んで、体重を分散させるようにサポートするため、肩こりなどの悩みも軽減できるでしょう。妊娠中で、寝返りをした際にお腹を圧迫してしまわないか心配だという方にもおすすめです。

ぬいぐるみ

見た目の可愛らしさやインテリア性を重視したいという方は、ぬいぐるみタイプの抱き枕がおすすめです。好きなキャラクターや動物が形どられた製品を選べば、身体だけではなく心もほっと安らげるでしょう。

抱き枕の代表的な中素材4つとそれぞれの特徴

抱き枕を選ぶ際の要素として、中に使用されている素材も挙げられます。ここからは、抱き枕に使われることが多い中素材を4つご紹介します。

フェザー

フェザーは、主に水鳥の羽を消臭・洗浄して加工した天然素材です。高級感のあるクッション性や通気性の良さから、抱き枕の中素材として多く使用されています。ふわふわとした素材の虜になる人も多く、羽毛布団との相性も抜群ですが、手入れが難しいというデメリットがあります。洗濯機や乾燥機、コインランドリーでは洗濯できないことを覚えておきましょう。

極小ビーズ

発泡スチロールの素材を小さな粒にしたような、極小ビーズも人気の素材です。さらさらと流動性のある独特の感触が特徴で、体重をかけたり抱きしめたりすると形が変わってしっかりと身体にフィットしてくれます。身体への負担が少ないため、身体が凝りやすい方や腰痛のある方におすすめです。人によっては安定性がないと感じる方もいますが、選ぶ形や大きさによっては問題なく使える場合もあります。

低反発ウレタン

低反発ウレタンは、枕やマットレスなどによく使われる素材で、体圧分散性に優れています。そのため、体重をかけるとゆっくりと形状を変えて、沈みこむような感覚を味わえるでしょう。スポンジのような感触で柔軟性があり、身体への負荷を軽減させてくれるのも大きなメリットです。ただし、抱き枕にしては少々重いことと、水洗いできないことがデメリットです。

ポリエステル綿

ポリエステル綿は、綿のような化学繊維で、軽くて通気性の良いことが特徴です。また、水洗いできて、手軽に手入れをできるため、清潔な状態を保てます。長く愛用していると弾力性がなくなり、へたってしまう点がデメリットですが、他の素材よりも比較的安価なので買い替えやすいでしょう。

自分に合った抱き枕を見つけるには、選び方が大切

本記事では、抱き枕の選び方を徹底解説しました。自分に合った寝姿勢やそれをサポートする抱き枕を見つけることができれば、睡眠の質が上がり毎日がより快適になるでしょう。選び方には、サイズや枕の形状、素材感、手入れのしやすさなど、さまざまな要素があります。

 

自分が優先したい要素が何かを考えたうえで、できるだけたくさんの製品をチェックしてみましょう。抱き枕を探す際には、ぜひ今回の記事の内容を参考にしてみてください。

 

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