接触冷感とは?

触れた部分から冷たさを感じることを接触冷感といいます。

接触冷感生地は夏を快適に過ごすために作られた生地でもあり、

熱中症対策ウェアをはじめとした、暑さをしのぐために開発されたものとなります。

 

化学繊維ではレーヨンやキュプラがこの接触冷感に優れた性質を持っています。

①繊維中に水分を多く含むこと

②熱伝導率・熱拡散率が高いこと

③触った時に少し硬く感じること

などが影響しており、それらすべてが合わさった時に触れた部分がひんやりするという効果を発揮します。

 

こうした特徴を持った生地に触れると、肌から生地へ瞬間的に熱が移動して冷たく感じるのです。

この移動量は接触冷湿感評価値Q‒max(W/cm2)で数値化されます。

 

数値が高ければ高いほど冷たく、Q-max値が0.3を超えるとかなり冷たく0.4をこえるものは極氷になります。

通常0.3を超える商品であれば夏に十分ひんやり感を味わえます。

0.4は超えてしまうと、冷たすぎると感じる方もいるので、一度店頭などでお試しになってから買われることをお勧めいたします。

コメントは受け付けていません。

特集