睡眠の質や時間が低下している現代人にとって、良質な睡眠は重要なテーマとなっていますよね。

翌日に疲れを残さないために、「寝具の買い替え」を検討している人も多いのではないでしょうか？

寝具といっても様々な種類がありますが、まずは「マットレス」を変えることをおすすめします。

なぜならば、マットレスは寝心地に大きく関わる寝具だからです。

この記事では、そんな「マットレスの種類と交換時期の目安」について解説していきたいと思います。

 

マットレスの種類

あなたはマットレスと言われてどのようなものをイメージするでしょうか？

3つに折れるタイプのマットレスをイメージする人もいるでしょうし、コイルの入ったマットレスをイメージする人もいるでしょう。

しかし、実は他にも様々な種類のマットレスがあります。

数ある種類の中で自分に合ったマットレスを選ぶことができれば、それだけで睡眠の質は大幅にUPするはずです。

それでは、具体的にマットレスの種類を挙げていきましょう。

 

ポケットコイルマットレス

 

ポケットコイルマットレスは、不織布の袋に1つずつくるまれているコイルで、それぞれのコイルが独立しています。

若干風通しの部分では悪くなるというデメリットがあります。

身体にフィットしやすく、寝ている時も自然な体勢をキープしやすいという特徴があります。

どちらかと言えば痩せている人や女性に向いているマットレスだと言われています。

複雑な構造で作られているため、価格は若干高めとなります。

 

ボンネルコイルマットレス

 

ボンネルコイルマットレスは、つづみ型のコイルを螺旋状に巻きそれぞれのコイルを融合させたマットレスです。

身体を面で支えるので、やや硬めで体が必要以上に沈むこともありません。

体格の良い人や男性に向いていると言えるでしょう。

ポケットコイルよりも風通しが良くカビになりにくいというメリットもあります。

ただし、価格は比較的安いですが、体への負担という面では、ポケットコイルよりも落ちます。

 

高反発ファイバーマットレス

高反発ファイバーマットレスは、反発力に優れているので、寝返りが非常にしやすいという特徴を持っています。

他にも、通気性抜群で自宅で丸洗いできるといったメリットもあります。

この5年ほどで人気が上昇しているマットレスとなっています。

硬めな寝心地が嫌いな人にはあまり合わないかもしれません。

耐久性が低いのもデメリットの1つと言えます。

価格は一般的なマットレスと同程度となります。

 

低反発ウレタンマットレス

低反発ウレタンマットレスは、近年多くの家庭で使われるようになったマットレスの1つです。

非常に柔らかく、寝心地が良いという特徴の他にも、収納のしやすさも嬉しいポイントです。

しかし、人によっては腰痛や肩コリなどを悪化させてしまう原因にもなるので、使用する人を選ぶマットレスであるとも言えるでしょう。

通気性はあまり良くなく、使用しているうちにへたってきてしまう可能性も高いです。

 

高反発ウレタンマットレス

高反発ウレタンマットレスも多くの人が実際に使用しているマットレスとなります。

その名の通り反発力が高いので、耐久性がありほど良い硬さです。

身体が沈み過ぎることがなく、寝返りもしやすいという特徴があります。

体圧分散性も良いので、腰痛や肩コリ持ちの人でも安心して使用できます。

価格も比較的安価となっています。

通気性はあまり良くなく、体重が軽い人にとっては「硬くて寝にくい」といった印象を与えてしまうのがデメリットとなります。

 

マットレスの交換時期

前述したように、マットレスの種類によってその特徴は大きく異なります。

それゆえに、自分に合ったマットレスを選ぶことがとても重要となるのです。

そして、もう1つ覚えておかなければならないのが、「マットレスの寿命」です。

寿命を過ぎたマットレスは、その良さが半減するので、買い替える必要があるのです。

 

 

・ポケットコイルマットレス＝8年～10年

・ボンネルコイルマットレス＝10年程度

・高反発ファイバーマットレス＝5年程度

・低反発ウレタンマットレス＝3年～4年

・高反発ウレタンマットレス＝5年程度

 

あくまでも目安であり、商品辞退の品質の良し悪しによってその年数は変わりますが、およその目安として覚えておきましょう。

 

まとめ

 

今回は、「マットレスの種類と交換時期の目安」について解説してきました。

マットレスといっても、ここで挙げたように様々な種類があります。

ホームセンターで販売しているような3つ折りの安価なマットレスを使用している人は、一定以上の品質のマットレスに変えるべきです。

また、買い替える際は、それぞれのメリットとデメリットをしっかりと理解した上で、自分に合ったマットレスを選ぶようにしましょう。

自分に合ったマットレスを使用すれば、きっと睡眠の質が大幅にUPするはずですよ。